海とサウナと天然温泉

北欧の、サウナ大国ノルウェーには、『The Well』という大規模スパリゾートがあります。 10室以上ものサウナ室は、いずれも照明や壁面などのデザインがとても洗練されています。さすがは北欧のスパリゾートという美しさです。

そんな『The Well』では、”香り”にも非常にこだわりがあり、”ヴィヒタなどの植物を2本持ち、回す”という他の施設では見られないアウフグースのサービスが行われていました。

ふわっと広がる爽やかなその香りは、他の施設では嗅いだことの無い感動的なもので、「香りは人をこんなにも感動させるのか..」という驚きと共に、大変な安らぎを感じました。

「瀬戸内海に面した琴弾廻廊で、お客様に提供したい香りはなんだろう」。そんな思いを深めた先に、『Setouchi Lemon Sauna』は誕生しました。穏やかな気候の瀬戸内海で産出されるレモンの爽やかな香りで、瀬戸内での安らかな時間を過ごしていただければと考えております。

また、目でもサウナをお楽しみいただけるよう内装も白を基調とし、瀬戸内海を連想させる青、レモンを連想させる黄色を差し色として使用しました。この土地でしか楽しめない『Setouchi Lemon Sauna』を、ぜひ五感でお楽しみください。

「世界でここにしかない、日本にしかないサウナを作るとしたら、どんなサウナを作るだろう」

海外の様々なサウナ施設を巡る中で感じた「日本の伝統を活かした、日本にしかない”和”のサウナを作りたい」という思い。そんな思いを表現したサウナが、この『Kama Sauna』です。

1,200年以上前より伝わる日本古来の蒸し風呂を再現した古代和風サウナ『釜風呂』を現代風にアレンジすることで、『Kama Sauna』は誕生しました。 巨大なかまくら型のかまどは、やわらかな輻射熱を放っており、ゆっくりとやさしくお客様を蒸しあげます。

また、床面は防水畳敷きとし、お客様に寝転びながらの入浴を楽しんでいただける仕様としております。ぜひ、寝転んでの「和」のサウナ浴をお楽しみください。

心を落ち着かせる、火のゆらめき。

キャンプ中などに眺める火も良いですが、五感が研ぎ澄まされたサウナ室で眺める火もまた格別です。

フィンランドはヘルシンキで訪れた薄暗いサウナ室で揺れる炎の美しさを再現したいと考え、『Tuli サウナ』は生まれました。『Tuli』は、フィンランド語で『火』を意味する言葉です。

『Tuli サウナ』では他のサウナ室よりも照明を暗くし、暗闇を演出しています。また、火の揺らめきをイメージした照明のカラーリングとしています。また、火を眺めながらご入浴いただけるよう、夜間にはキャンドルを配置しております。

暗闇で揺れる火のゆらめきを、ぜひお楽しみくださいませ。

ノルウェーはオスロにある、『Sukkerbiten, Oslo Badstuforening』というサウナ施設。
『Sukkerbiten』は地名なのですが、『Oslo Badstuforening』は日本語訳すると『オスロサウナ協会』。なんとも面白い名前のこちらの施設は、なんとサウナ室が水上に浮かんでいます。

人が歩くとサウナ室が揺れるなんとも面白い構造のこちらの施設は、水上の施設ということもありオーシャンビュー。まるで、オスロのフィヨルド （入り江）に船出をするような眺めを楽しめる、絶景のサウナ施設です。

「『Sukkerbiten, Oslo Badstuforening』のように、まるで船出をする様な、ワクワクとする眺めを演出したい」。そんな思いから、『Ship Sauna』は誕生しました。

日本の渚百選にも選ばれた有明浜・瀬戸内海を一望できる、絶景のサウナをぜひお楽しみくださいませ。
また、琴弾廻廊では北欧スタイルのサウナ後の海での入浴を体験できるよう、海水の水風呂もご用意しております。
サウナ後には、ぜひ『Setouchi 海水水風呂』への入浴で北欧気分をお楽しみください！
※時期により水温が異なります。暖かい時期（6月～10月）には海水温が上昇するため、水風呂としての利用には適しません。

『日本の渚百選』に選ばれた、観音寺が誇る美しい有明浜。
その有明浜沿いに建てられた『Ariake sauna』の白い外・内壁は、有明浜の白い砂をイメージしています。

室内の白い壁に取り付けられた窓で切り取られるのは、美しい瀬戸内海の景色です。 「まるで、瀬戸内海のビーチでくつろいでいる」。そんな雰囲気を楽しんでいただければと思っています。

また、有明浜は『日本の夕陽百選』にも選ばれた、夕陽の名所でもあります。
この『Ariake sauna』は西向きに配置されており、瀬戸内海に沈む夕陽もご堪能いただけますよ。

ここでしか楽しめない瀬戸内に浮かぶ絶景サウナを、ご堪能くださいませ。